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童市と将棋駒

天童市の歴史と将棋駒

天童市の歴史と将棋駒

江戸時代末期。天童は織田藩の所領でしたが、度重なる移封で財政は困難を極め、家臣の生活が困窮していました。
そんな中、織田家の家老で勤王の志士、吉田大八は「将棋は兵法に通じるものであり武士の内職として恥ずかしくないものである」としてこれを奨励します。

当店の初代・中島為三郎も家臣として幕末までは内職をしておりました。しかし、明治維新により扶禄をとかれたため、駒づくりを生業とし、明治10年に中島将棋駒製造を立ち上げたというのが、当店の成り立ちです。

天童市の歴史と将棋駒

明治の末期から機械化を図り、昭和初期に量産体制が整うと、東京、大阪の問屋に出荷するようになりました。
もともと将棋駒の製造の大部分は天童で行われていましたが、戦火によってそれまであった大阪などの工場はほとんどが廃業。以後の駒の生産は天童で集中して行われるようになり、今日に至っています。

現在はプロの対戦で使われる盛り上げ駒も製造していて、名人戦などのタイトル戦でも天童の職人が作った駒が使われています。

将棋に触れる天童市観光

日本一の将棋駒生産地である山形県天童市には、ご家族でお楽しみいただけるスポットがあります。
将棋が好きだという方、将棋についてもっと知りたいという方にもおすすめのコースをご提案します。
山形県外からお越しの方だけではなく、県内にお住まいの方も日本一の将棋駒生産地・天童市をご満喫ください。

将棋に触れる天童市観光
温泉と将棋

温泉と将棋

天童市には、舞鶴山の北に位置する天童温泉があります。明治44年に田んぼの中で掘り当てられた源泉が始まりとされており、山形県の観光スポットとして発展してきました。ナトリウムやカルシウムを含む硫酸塩温泉となっており、観光で疲れた体を癒やしてくれます。山形県のほぼ中央に位置しており、空港や主要観光地にもアクセスしやすいのが人気の理由の1つです。
年間を通して多くの観光客が訪れる天童温泉の宿泊施設には、様々なタイプがあります。
宿泊の際、温泉で体の疲れを癒やしたら、夕食までの間は将棋などをしてゆっくり楽しむのがおすすめです。

お子様からご年配の方まで楽しめる将棋は、ご家族でじっくり過ごせる和やかな時間を作ってくれます。
将棋セットをお求めの際は、天童市にある当店へお立ち寄りください。

将棋資料館と将棋

将棋資料館と将棋

天童市における将棋の駒づくりは、旧藩士が内職で始めたことに由来すると言われています。
明治期に入ってから本格的な産業となり、昭和初期には将棋駒生産地として全国一になり、平成8年に国の伝統的工芸品として指定されました。天童市にある将棋資料館では、将棋の発祥・日本への伝来・世界の将棋・駒の製作工程などが学べます。有名な駒工人の作品なども展示されておりますので、将棋駒の技術や魅力に注目した楽しみ方も可能です。

見学の後は、実際に駒づくりを体験することもできます。山形県天童市に店舗を構えている当店では、6cmと9cmの駒に名前・言葉などが自由に書き込める「手づくり駒体験」を実施中です。
ご家族でそれぞれの駒を作れば、家宝としても残せる大切な宝物が完成します。

山形県天童市に店舗を構えている当店では、手づくり駒体験だけではなく手彫り将棋駒・将棋盤・将棋セット・飾り駒などの販売も行っております。創業から4代にわたり、こだわりの製品づくりを続けてまいりました。どの製品にも仕上がりに自信を持っている将棋駒販売の専門店です。
原木仕入れ・木地加工・製品化まで一貫して行いますので、完全フルオーダーメイドでのご依頼も承っております。将棋に触れながら天童市観光を楽しむ際は、ぜひ当店にお立ち寄りください。