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棋駒の種類・書体

将棋駒の種類

将棋は、古くから日本で楽しまれてきたゲームです。子どもから大人まで幅広い年齢層で楽しむことができ、時代が変化しても変わらない人気があります。将棋に使用する将棋駒には、いくつかの種類があります。
こちらでは、通販でも購入できる将棋駒の種類についてご紹介しましょう。

  • スタンプ

    駒の木地に直接スタンプを押したものです。書いたり彫ったりしておらず、材質にはホオノキやカエデが使用されています。大量生産が可能という理由でリーズナブルに購入できますので、カジュアルに将棋を楽しみたい方に人気です。

  • 彫埋駒

    彫り上げた駒の溝に数回に分けて漆を入れていき、木地の高さまで埋め込んだものです。表面を平らに仕上げているので、持ったときに手に吸い付くような感触が特徴です。
    駒の中では高級品とされており、上級者向けの駒です。

  • 盛り上げ駒

    彫埋した後に、蒔絵筆を使用して文字を漆で盛り上げて作ります。高い技術力が必要で、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げるため、将棋駒の中でも最高級とされています。プロ棋士がタイトル戦で使用する、完成度の高いものです。

  • 彫駒

    木地を彫り、掘った部分に漆を塗った駒です。彫駒には、機械掘りと手掘りがあります。
    手掘りは印刀一本で文字の太さを掘り分けるため、職人の熟練した技術が必要です。
    普及品から中級品として用いられます。将棋好きの方への贈り物としておすすめです。

  • 書き駒

    形を整えた駒形の木に、直接筆で文字を書いた将棋駒です。最初は墨で文字を書いていましたが、時代とともに墨ではなく漆を使用するようになりました。
    かつては職人による手作業でしたが、機械で大量生産できる駒が主流となったため、生産数は減少しています。

将棋駒の書体

将棋駒は将棋を楽しむためにも、必要不可欠な存在です。スタンプ駒や彫埋駒、書き駒、盛り上げ駒など様々な種類があり、比較的リーズナブルなものから高級品まで幅広く、通販で購入することも可能です。そんな将棋駒は、書体の種類もたくさんあります。こちらでは、種類豊富にある書体の中から、多く使用されている書体について紹介します。

  • 錦旗書

    御蔵島つげ 特上彫 錦旗書

    錦旗書

    ベーシックな書体の1つで、駒師たちの間では「錦旗で始まり錦旗で終わる」と言われるほどです。錦旗書は、後水尾天皇の銘を豊島龍山が書き写したことが始まりとされており、同じ書体でも駒師によって雰囲気が変わります。

  • 水無瀬書

    御蔵島つげ 特上彫 水無瀬書

    水無瀬書

    安土桃山時代に能筆家で知られた公家の水無瀬兼成が書いたことが始まりとされています。その当時は盛り上げ駒の製法がなく、漆による書き駒でした。水無瀬書に関連した書体には古水無瀬書があります。

  • 巻菱湖書

    御蔵島つげ 特上彫 巻菱湖書

    巻菱湖書

    巻菱湖書はタイトル戦などで、もっとも使用されている書体の1つです。多くの駒師が使用している書体で、菱湖と巻菱湖の2種類があります。この駒の書体は巻菱湖が確立したのではなく、禎によって巻菱湖の字を駒字に作り替えられたものです。

  • 源兵衛清安書

    御蔵島つげ 特上彫
    源兵衛清安書

    源兵衛清安書

    源兵衛清安書は、プロ・アマチュア問わず多くの駒師が使用している書体です。少し下の方に文字が広がっていて、駒の形にしっかりと納まり、江戸時代から伝わる古い書体とされています。
    錦旗書や水無瀬書、巻菱湖書は三大書体と言われており、源兵衛清安書を入れて四大書体となります。

他にも宗歩好、昇龍、清定、董仙、英朋、玉舟など様々な書体があります。将棋駒を購入する際は、豊富な種類の中から自分好みの書体の駒を選ぶことで、より将棋への愛着が増すことでしょう。

  • シャムつげ  草書書き駒

    シャムつげ 草書書き駒

  • 御蔵島つげ  一字彫

    御蔵島つげ 一字彫

  • 楓  中彫

    楓 中彫

  • 楓  上彫

    楓 上彫

当店は「将棋の町」として有名な天童に店舗を構え、将棋駒・将棋盤・将棋グッズの通販を行っているお店です。
赤柾や虎斑など美しい杢目の御蔵島つげ材を使用した、希少な手彫り将棋駒を取り扱っています。
本格志向の方におすすめの伝統的な将棋駒から、多くの方にご愛用いただけるメジャーな将棋駒もございます。

これから将棋を始める方も、当店でアイテムを一式揃えて将棋をお楽しみください。
さらに、お客様の好みに合わせたオーダーメイド製作も承っています。書体やサイズ、色など好みで選んで自分だけの将棋駒を手に入れませんか。ご依頼の方は、お気軽にお問い合わせください。